CompTIA Network+

会社的なナニでまた資格勉強。CompTIA Network+受けました。
・社内のIPってなんで192.168.x.xが多いの?
・IPが169.254.x.xって振られてるけど社内イントラつながんないんだけど?
・スイッチの役割ってなんだっけ?
・・・みたいな、基本的なネットワークの知識が不足してる感があったのですが、勉強してみてそれなりに補間できたかなと。上記以外にも、CompTIAではLAN側の知識だけでなくWAN側の知識も問われるので、ふだんほとんど意識しないISP側のバックボーン回線の知識も得られるのでよい勉強になります。
また、CompTIAの本試験では、簡単なケーススタディ形式でトラブルシューティングの問題が多く出るのがポイント。たとえば「ネットワークにつながらない」と一口に言っても、たんにLANケーブルが不調なのか、NICが故障してるのか、NICのドライバが古いから動かないのか、DHCPサーバにつながってるのか、それとも静的アドレス振らないとだめなのか、サブネットマスクが間違ってるのか・・・デフォルトゲートウェイが間違ってるのか・・・と原因はいろいろ考えられるわけで、それを与えられた情報から最適な答えを選ぶ問題が多数出てきます。
4択問題向けに簡略化されているとはいえ、情報収集→問題切り分け→原因特定→対策方法選定のプロセスを学べるという点でも、CompTIAは有用な試験だと思います。


・・・これであとは受験料が安ければ言うことなしなんですけどね。29000円はデカいです。


#おまけ
なにごとも経験ということで、ネットで売ってるCompTIAの問題集も買ってみました(「全真問題集」とかでぐぐるとでてくるやつ)。

  • 日本語は機械翻訳?で意味がわからんのが多いのでお勧めできない。原文のほうがよっぽど意味がわかる。
  • 購入当時、サイトで「問題集約760問収録」とか書いてあったが、実際には450問くらいだった。いまサイト見たら「1430問収録」と書いてあるが、難易度から見てそんなにいらない。
  • 問題に対する解説文なし。正誤を問うだけの問題ならいいけど、ケーススタディで判断が難しい問題とかでは困るかも。
  • 実際受験してみて、問題集とまったく同じ問題って2割も出なかったと思う。
  • ところどころアルファベットの大文字小文字が違ってる。OCRがイケてないか、ワープロソフトが自動キャピタライズしたようなかんじ。技術用語で大文字小文字間違えられるのはいかんだろ。あと、単語間のスペースがなくなってて初見で意味不明な単語になってたりもする。
  • 実は以前Linuxの問題集も買ってみたのだが、こちらは問題と選択肢が謎日本語に翻訳、解説文は英語原文のままという状態だった。しかし翻訳のひどさから言って、解説文が原文のままで逆に助かった。

結論:Network+くらいのレベルの試験では買う必要なし。買うとしても英語原文のほうがマシ。