名著が多すぎる

思えば去年の今頃だ。同期のS君にこの本を紹介してもらったのは。

CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して

CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して

CODE COMPLETE 第2版 下 完全なプログラミングを目指して

CODE COMPLETE 第2版 下 完全なプログラミングを目指して

実戦経験はショボショボな自分でも、この本のおかげで周りの同期よりいくらかマシなコードは書けている・・・というと調子コキすぎですすいません。ただ、「変数の名前の付け方には細心の注意を払おう。」「変数の寿命は無駄に長くしないようにしよう」「分割統治を心がけよう」とかいったことへの気遣いをだいぶするようになった。それに、動作は仕様通りっぽいけど書き方がアレなコードに対して抵抗を感じるようになった。いま現在2回目を読み直しているが、去年は気付けなかったことを発見できて、読んでいるだけで幸せになってくる。

名著はいい。なにせ偉大な先人たちの叡智が集約されているわけだから、後人は少ない労力で先人たちのステップに近づけるのだから。(もちろん技術書だから、読むだけでなく実践が必須だけど。)先人たちのスタートラインよりも遙か先からスタートし、先人たちが到達できなかったところまで足をのばせるようにできれば、それはとても幸福なことだろう。そうなれるように日々努力である。


で、昨日また1冊。

結城浩先生のマルチスレッド本で、これまた日本のJavaプログラマ必読の書。もう遙か先まで読みたい名著が尽きることはないだろう。あとは自分の血肉へと消化していくだけだ。






けど上の3冊あわせると1700ページとかになるんだよなぁ (;´Д`) オオスギ